✝︎作曲をしたりしなかったり
著者近影(AI生成)
私の名前はよもぎ。
爪を切った後の指先の独特の感覚、敏感になっているのか、違和感がある。
あの感覚の名前は何だろう？
気になって夜しか眠れない。
そんな私は僭越ながら、作曲をしたりもするのだ。
2分3秒というとても短い曲なので
ジャイ〇ンの曲で眠れる程度に寛大な精神の持ち主は是非聴いたり聴かなかったりして欲しい。
ここからは私個人の作曲に対する熱いパトスを
書き散らかしておく。
思い出を裏切ったりはしない。
読むのめんどくさいなーって人は
この記事を速やかに閉じて、平穏な日常に戻って欲しい。
(作曲の事を語れば生い立ちの話になってしまい
自分語りが過ぎてしまうので、
この曲を作った経緯まで端折る。)
この曲を作った数ヶ月前
私は焦っていた。
Twitterのプロフィールに作曲しますと書きながら早半年。まだ何も作っていなかったのだ。
調子に乗って歌詞だけはメモ帳に大量保存しており、スクショを撮っては「やってるアピール」を繰り返す。
これでは唯のポエムおじさんになってしまう。
ポエムおじさんにはなりたくない。
PCには一応一通りの作業環境があり、
それなりに曲を作ってきた(数年のブランク)
しかし
PCでの作業はやりたくない。
思い立った時にすぐ出来ない。
冷却ファンがうるさい。気が散る。
お腹空いた。眠い。猫吸いたい。
富と名声が欲しい。海賊王に俺はなる。
あと、主にめんどくさい。
もっと簡単に作業がしたい。
そこで目に付いたのはお絵描き用のiPad。
絵を描く作業に関しては、何処でも作業が出来て尚且つクオリティの高いiPadに心を惹かれていたので
作業の中心をPCからiPadに移行していた。
フットワークは軽ければ軽い方がいいのだ。
この尻軽にとっては。
iPadで曲作ればいいんじゃね？
そう思い立ち、広大なインターネット検索の海に身を投じる事にした。
ガレージバンドが良いらしい。
iPhone、iPadにはガレージバンドという初期から入っている作曲アプリがあり、
それで作曲をする人も多く、今でこそこれを愛用している。
が、
この時の私は
デフォルトで入っている無料のアプリ=ちゃちい
と思っていたので
ほぼパッケージ版のDTMの値段と変わらない有料アプリ(しかも日本語非対応)
をダウンロードしては
もちろん使いこなせる訳もなく、今もストレージの肥やしになっている。
いやちょっと奥さん聞いてくださいよ。
凄いのよ、ガレージバンド。
あのボタンを押した後あーするだけで、
ﾖｲｼｮｰｰｰ！！！ﾜｯｼｮｲ！！ﾜｯｼｮｲ！！
ってな感じで
簡単に出来ちゃうのよ。
そんな訳で、紆余曲折を経でおよそ二週間程で曲を作り(アイデア自体は前から固まっていたので、構想を練る作業が省略されている)
いよいよ歌詞だ。
歌詞は映画でいうところ、ストーリーくらい大切な物だと思っているのでこれは長考した。
どんな時に聴くか、どういう人が共感するのか
その人はどんな気持ちになるのか。
イマジナリーフレンドのジェニファー(壁)と相談して決めている。
もちろんジェニファー(壁)からの返答は無い。
自分の心や欲望と真摯に向き合いながら決めるのだ。
……唐揚げ。
唐揚げ食べたいなー。
歌詞は決定した。
唐揚げが嫌いな人なんて、多く見積っても人類の3割くらいしか居ないだろう。
次は誰に歌ってもらうか……
これはもう予め決めていて、バーチャルシンガー、VOCALOIDのFukaseさんに決定した。
その頃セカオワの独特ダンスが流行っていたというのもあるけれど、何より得意とする音階が私と同じで(これは意外と重要なポイントである)
中性的で優しい声が気に入ったというのがある。
まずはメロディをベタ打ちして、その後に細かいディテールを付けたり、ビブラートをかけたり、例のダンスを踊ったり、ジェニファー(壁)と夢を語ったりした。
もちろんジェニファー(壁)からの返答は無い。
その後は細かく微調整して、
サムネを描いて、動画として編集するのだ。
実はこの作業が一番長かった。
そうして、満を持して初となる曲のアップロードを終えた。
すいません、捻りもオチもないただそれだけの記事だ。
仕方ないよね日記だもん。
ブログは2000文字以上は書いた方が良いと近所のｵﾊﾞｱﾁｬﾝが言っていたし、よい文字数になって来たのでここで終わりとする。
例によってオチが思い付かないのでフリー素材先生に頼る事にした。
あ！！！
ブラック企業だ！！
〇せーーーー！！！
